能楽師。大鼓方(おおつづみかた)高安流。 国指定重要無形文化財(総合認定能楽)保持者。 公益社団法人能楽協会正会員。 福岡市能楽協議会役員。 祖父 故 柿原繁藏(重要無形文化財保持者)及び叔父柿原崇志(人間国宝・ 芸術院賞恩賜賞受賞者)に師事。 昭和52年連調「富士太鼓」キリで初舞台。 昭和56年初能「経正」。以後「猩々乱」「石橋」「道成寺」「翁」「鷺」「安 宅」「木賊」「卒都婆小町」など披演。 平成16年新作能「山笠」、平成22年「桧原桜」を作能。 その他新作・復曲能の上演にも多数参加。 フランス、ドイツ、ハンガリー、デンマーク、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど海外公演にも多数参加する。 通常公演への出演以外に、能楽普及のため、ワークショップ、講演、能楽囃子のコンサートなどを多数企画開催。 気迫を込めながらも、剛柔あわせ持つ幅の広い演奏には定評がある。 1968年9月14日北九州市生まれ、福岡市在住。西流より山笠にも参加。 7月15日早暁の「追い山」の後、神事「鎮め能」が執り行なわれる。 山笠神事で昂った須賀大神の御心をお鎮めする役割が「能」にはある。 その「鎮め能」の大鼓を中学より35年勤めている。
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